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2008年1月31日 (木)

ショートカットの相対パス

WshShortcut オブジェクトのRelativePath プロパティの使い方は、ヘルプを見ても謎です。
http://msdn.microsoft.com/library/ja/script56/html/wslrfRelativePathProperty.asp?frame=true
MSDNライブラリの IShellLink::SetRelativePath Method の説明を見ても謎です。しかも、WSHのヘルプとは矛盾するような説明です。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/bb761054(VS.85,printer).aspx

しかし、ショートカットのファイル構造には、相対パス欄があって、実際に使われているようです。
ショートカットのコメントと作業フォルダに何か入れて、ショートカットをメモ帳で見ると、コメントと作業フォルダの間に相対パスが設定されています。
これは、ショートカットファイルの場所(親フォルダ)からターゲットへの相対パスになっています。
例えば、ターゲットがショートカットと同じフォルダにあれば、.\ターゲット

WshShortcut オブジェクトのRelativePath プロパティは、設定のみ可能なプロパティで、参照するとエラーになります。
設定は、ショートカットファイルのパスを指定するのが正しいようです。
ただし、それがデフォルトのようで、明に設定しなくても同じです。

ここで、もし、空を指定すると、ショートカットファイルの相対パス欄がなくなります。
相対パス欄がないと、自動追跡の精度が落ちそうですが、試した限りでは変化はありません。

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